生まれたことを恨むのなら

ちゃんと生きてからにしろ。藤君がそう仰ってます




Bumpのこの唄が無ければ、今でも恨んでたでしょうね。生まれたことを




僕はまだまだ、未熟者。ただの青二才でしかない




何かにしがみ付いて、縋り付いて恃んでおかないと生きていけない




でも独りが好きだ、と嘯く。その嘯いたことを自分は本気にして、本気で信じてしまっている




甘ったれの、孤独主義




誰も居ないのが好きなのではなく、誰かが周りに居る中で独りになろうと、斜に構えようと必死に偽っているその状態が好きなだけだ




高が大言壮語。大袈裟着て大法螺吹いただけ




独りで生きていける野郎が、尼が、輩が、愚民が、存在する訳が無い




それなのに、大声で喚いてる。『独りで良い、己以外は消滅しろ』




驢鳴犬吠に等しい。喚くだけ無駄なのに、僕は喚くことしか出来ない







『鸚鵡よく言えども飛鳥を離れず』と言う言葉を、聞いたことが有る




鸚鵡はよく人間の言葉を真似するが、ただの鳥だと言う事には変わりは無い




要するに言葉だけで、実行するべきことが全く伴ってない奴のことを言うらしい




所詮、僕はそんなもんだ




こんなに豪そうに、驕り乍ら人を莫迦にする割には自分は何も出来ていない




孤独が良い訳が無い。寡黙になって、押し黙って、周りを殺して何に為る？何にも為りゃしない




解ってる。理解している筈だ。弁えている筈なのに




如何にも為らない。出来ない。自分を変えれない




自分が厭世主義なのは、本当だ。世界にはもううんざりしている




だから、端に隅に行こうとする？何か、違う。何かがおかしい




おかしいけど解らない。どうせこの頭では、呑み込むことが出来ないんだろう










・・・・・・分別過ぐれば愚に返ると言われます





返り始めたので、そろそろ逃げます






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